RAMディスクとは?そのメリットとデメリット

RAMディスクとは、物理メモリを仮想ドライブ化した状態を指します。ちなみにRAMはRandom Access Memoryの略。パソコンの広告などでよく見かける「メモリ○GB」と表記してあるのがRAM(物理メモリ)で、それを専用のソフトウェアを使用し自由に使える状態にできるわけです。

専用のソフトウェアはネット上に多数出回っており、「RAMディスク 作成」等で検索すれば様々な情報が出てきます。特にこだわりがなければ、大抵はフリーソフトで充分に事足ります。

RAMディスクのメリット

RAMディスクの最大のメリットは、その処理速度の速さにあります。ハードディスクと比較するとまさに次元が違うほどの速さで読み書きが可能です。その速度は、高速の記憶媒体として知られるSSDをもはるかに上回ります。

RAMディスクのデメリット

RAMディスクのデメリットは、電源を切ったら内容が全て消えてしまうことでしょう。あくまで一時的にしか記憶できないのです。そのため、利用目的としては、ブラウザのキャッシュやWindowsの一時ファイルなど、シャットダウン後に消えても問題ないファイルの保存に使用するのが一般的です。