新NISAとは?つみたて投資枠と成長投資枠の違い

新NISAとは、2024年1月から新たにスタートした投資に関する制度です。ちなみにNISAとは少額投資非課税制度を指し、Nippon Individual Savings Accountの略語とされています。

通常、株や投資信託で得た収入には約20%も課税され、確定申告で税金を払わなくてはなりませんが、新NISAを利用すればそれが無しになるのです。つまり、投資で儲かったお金をすべてもらえるというわけです。

新NISAは、日本に住む18歳以上の方なら誰でも利用できます。始めるうえでNISA口座が必要になりますが、自分が選んだ証券会社の手順に沿って手続きを進めればすぐに開設できるので、特に難しいこともありません。

つみたて投資枠成長投資枠があり、非課税保有期間は無期限。合計で1800万円までが新NISAの対象となります。ちなみに、売却した場合はその分を翌年に再利用可能です。

つみたて投資枠

つみたて投資枠は、積立・分散投資に適していると認められた投資信託を、計120万円まで積立投資できる投資枠です。各証券会社のサイトで、新NISAつみたて投資枠対象の投資信託は見ればすぐにわかるようになっていますので、投資初心者でも探すのは簡単かと思います。

成長投資枠

成長投資枠は、投資信託のほか、株式も対象となっており、計240万円まで投資が可能です。つみたて投資枠と違うのは、一括でまとめて購入できるという点でしょう。新NISA成長投資枠対象の商品も、各証券会社のサイトで探せばすぐに見つけられるようになっています。

補足

つみたて投資枠は120万円となっていますが、実は成長投資枠もつみたて投資枠として使っていいことになっているので、実際は360万円までつみたて投資枠として利用することも可能です。